おぼえがき
JFS-C
2019-01-05
HACCPが義務化されることになりました。大手企業ではいち早く米国発や欧州発の国際認証を取得して対処済みなようですが、すでに規定のある特定分野を除いて、一般的な業種に対してはどのような機関が認証してくれるのでしょう。とりわけ味噌醤油など日本独自の発酵食品に関してはどのような基準がふさわしいのでしょうか。このような観点を踏まえ、このたび官民挙げての取組みの結果、待望の日本発の規格(JFS)が誕生しました。この規格の特徴はA・B・Cの段階付けをすることで規模や商目的に応じた選択が可能であることと、何よりC規格については欧米発の国際認証規格に伍することです。
協業工場ではHACCPへの取組みから三年、平成30年1月にJFS―C規格の認証を受けられました。その後同年10月にはC規格がGFSIから国際規格として認証され、輸出に大きな力を得ることとなりました。
